投稿規定
流域圏学会 編集・出版委員会
【編集・出版委員会による注記】
電子ファイルによって原稿を提出することができるようにするために,本投稿規定を補完する取扱いとして「電磁的記録形式による原稿の提出に関する取扱要領」を定めました。当分の間は,電子ファイルによる原稿提出は「電磁的記録形式による原稿の提出に関する取扱要領」に従って取り扱うこととします。
1.投稿資格
本誌への投稿者は,本会会員(団体正会員に所属する者を含む)に限ります。ただし,共同執筆者には,会員以外の者を含むことができます。原則として,本会会員は自由に投稿することができます。また,編集出版委員が認めた場合には,会員以外からの特別寄稿を受け付けることがあります。投稿規定ならびに執筆要領をよくお訴みの上投稿して下さい。なお,会費未納の場合は,掲載しないことがあります。
2.原稿の種穎
投稿原稿は,流域圏関連分野の論文,研究ノート,総説,解説,調査報告,論説・評論の6種とし,未発表のものに限ります。その内容は,次の通りとします。ただし,編集・出版委員が特に必要と認めた場合には,この限りではありません。
(1)論文:独創的な内容で,流域圏に関する価値ある結論または有意義な新事実や新技術を含むものです。それ自身完成度が高く独立したもので,まとまった結論が得られる段階まで研究が進展しているものを対象とします。特色のある観測・実験・調査結果やその一次的解折結果および統計・数値実験結果などを主とするものも含まれます。
(2)研究ノート:断片的あるいは萌芽的な研究ではありますが,独走的な内容で,流域圏に関する価値ある結論あるいは有意義な新事実や新技術を含むものです。論文ほど研究として完成度を要求しませんが,それと同等の価値のある内容を含むものを対象とします。新しい研究方法などの紹介,予報的速報,既知の知見を確認する短報なども含まれます。
(3)総説:流域圏に関する専門分野の既存の研究成果・現況・今日の問題点・将来の展望を解説したものです。学会に関する特定の主題について最近の研究成果を広い視点から整理,位置づけし,その研究の流れの理解に資するものです。
(4)解説:新しい研究,技法,工法プロジェクトなど,会員にとって有用,有益となる情報を分かりやすく提供するものです。
(5)調査報告:流域圏に関するフィールド調査の報告で,流域圏の現状把握やその改善に有用な価値ある情報・データを示したものです。論文やノートのように独創性を重視するのではなく,調査結果自体の有用性を重んじた内容のものを対象とします。
(6)論説・評論:学会関連の全般的総括的問題を対象としたもので,広く会員の参考となるものです。
原稿の長さは,原則として,すべてを含む仕上がりぺージ数が以下のようであることが望ましいです。
和文の本文1ぺージは,原則として横書きで,48字47行X1段組です。
論文 …………………………………………………………………10ぺージ以内
研究ノート………………………………………………………… 5ぺージ以内
総説…………………………………………………………………10ぺージ以内
解税 …………………………………………………………………10ぺージ以内
調査報告 ……………………………………………………………10べーン以内
論説・評論 …………………‥…………………………………… 2ぺージ以内
ただし,やむを得ず規定べージを超過する場合は,執筆者の実費負担とします。また,編集出版委員の指定するものについては,この限りではありません。
3.原稿の書き方
(1)原稿には,「完全版下原稿」と 「テキストファイル付き原稿」の2種類があり,前者での提出を原則とします。やむを得ない場合には,後者での提出も認めます。なお,後者における場合,版下作成作業のため発行までに時間がかかることがあります。「完全版下原稿」の場合は,原稿を出力見本に従って作成し,そのまま写真製版ができるような高品質のプリンタで出力したものを提出して下さい。「テキストファイル付き原稿」の場合は,原稿を所定の方法に従って作成し,MS-DOSテキストファイル形式で保存したフロッピーを添付して提出して下さい。提出原稿は,事故および校正に備えて必ず控えをとっておいて下さい。
(2)原稿の書き方に関する諸注意は,「執筆要領」を参照して下さい。
4.原稿の提出期限
原稿提出期限は,随時ですが,討議,コメント原稿の受付は,その対象論文掲載後6ケ月以内とします。
5.原稿の受け付け
(1)原稿提出時には,原稿のコピー4部と併せて,原稿送付票,表紙,原稿概要を添付し,編集出版委員会事務局宛に送付して下きい。「原稿概要」は,題目,執筆者名,所属を記入したA4用紙に,200字以内で原稿の内容をまとめたものです。ただし,論文,研究ノート,総説,解説,調査報告,論説,評論以外は,提出の必要はありません。
(2)編集出版委員会事務局に到着した日をもって,その原稿の受付日とします。
6.原稿の査読
(1)編集・出版委員会は,受け付けた原稿の査読を編集・出版委員,査読委員を含む複数の専門家に依頼します。原稿の内容に関して問題があると判断された場合,編集・出版委員会はその旨を執筆者に伝え,修正を求めます。
(2)修正を求められた原稿は,3カ月以内に修正原稿を再提出します。この期間に修正原稿の提出がなく,かつ学会事務局まで何の連絡もない場合には,撤回したものとみなします。
(3)編集・出版委員会は,査読結果に基づき掲載の可否を決定します。
7.原稿の受理
編集・出版委員会が掲載可と判断した日をもって,その原稿の受理日とします。なお,原稿は原則として受理順に掲載しますが,編集の都合上,前後することがあります。
8.正原稿の提出
編集出版委員会より受理通知を受け取った後,執筆者はその指示に従って正原稿を編集出版委員会事務局に提出して下さい。
9.校正
印刷時の執筆者校正は,「完全版下原稿」の場合は,原則として行いません。ただし,編集・出版委員会が必要と判断した際には,執筆者校正を依頼する場合があります。「テキストファイル付き原稿」の場合は,印刷時の執筆者校正は1回とします。執筆者校正を行った場合,ゲラ刷りの受け取り後,指定期日までに必ず返送して下さい。返送が遅れた場合は,編集・出版委員会の校正のみで校了にすることがあります。なお,この時点では印刷上の誤り以外の字句修正,あるいは原稿になかった字句の挿入は認めません。校正原稿は,一週間以内に正原稿とともに返送して下さい。定期刊行物を維持するため,一週間以内に行わなければ,執筆者校正はないものとします。抜刷りは行いません。
10.著作権
流域圏学会誌に掲載された著作物・記事の著作権および版権は,流域圏学会に帰属します。ただし,当該執筆者の著作権および版権の行使を妨げるものではありません。疑義が生じた場合は,編集・出版委員会で決定します。
11.編集・出版委員会事務局(投稿原稿送付先)
〒783-8508 高知県南国市物部乙200-1
独立行政法人 国立高等専門学校機構
高知工業高等専門学校 環境都市デザイン工学科 気付
担当:岡田 将治
TEL 088-864-5654
E-mail edit[at]ryuikiken.org
書式ファイル(MSExcel形式):原稿送付票,表紙,原稿概要
主な改定履歴
- 2009年5月 指定書式を2段組から1段組に変更した。
- 2010年5月 編集・出版委員会事務局を変更した。
- 2010年11月 「電磁的記録形式による原稿の提出に関する取扱要領(暫定)」を定めた。
- 2012年1月 流域圏学会への移行に伴い,学会名称が関わる部分を修正した。
- 2012年5月 原稿の種類と審査分類中の寄稿および学会からの報告・お知らせ等をそれぞれ統合して簡略化した。さらに,その他の区分を廃止した。
- 2015年5月 編集・出版委員会連絡用電子メールアドレスを専用のアドレス(edit[at]ryuikiken.org)に変更した。
流域圏学会 編集・出版委員会 edit[at]ryuikiken.org "[at]"を"@"に置き換えてください。